このF1モナコGPのためのスペシャルエディションは、70年代の名作を現代的に解釈したものだ。
約2年前、我々は「腕時計につけられたニックネーム12選」を発表した。10位にランクインしたのはタグ・ホイヤーのモナコだが、ただのモナコではない。このモデルは、ブラックストラップ、PVDコーティングされたブラックケース、70年代風のオレンジの装飾とコントラストをなすモノクロのダイヤルデザインのすべてを備えたモデルだった。コール・ペニントンは、このモナコをユニークなニックネームのひとつに選んだ。時計業界では「ダークロード」として知られているからだ。読者の皆さんも理由がわかるだろう。この記事のなかで私が一番気に入ったのは、コールがよっつの文章で、この時計をダース・ベイダー、サウロン、ヴォルデモート、ルーク・スカイウォーカーになぞらえているところだ。感心した、非常に。
さて、モナコグランプリを目前に控えた今日(US版記事公開時。5月29日に開催)、タグ・ホイヤーはダークロードを蘇らせた。F1モナコグランプリのためのモナコ スペシャルエディションと謳われるこの新しい時計で、そのデザインは見直しが図られた。以前とまったく同じなら、ダークロードのリバイバルということで我慢しよう。
2022年 タグ・ホイヤー 偽物新作 モナコ グランプリ・ドゥ・モナコ・ヒストリック リミテッド エディション CBL2114.FC6486
Ref:CBL2114.FC6486
ケース径:39mm
ケース素材:ステンレススティール
防水性:10気圧(100m)
ストラップ:ブラックカーフレザー
ムーブメント:自動巻き、キャリバー ホイヤー02、毎時28,800振動、約80時間パワーリザーブ
仕様:時・分・秒表示、日付表示、クロノグラフ、レッドサンレイダイアル、ダイアルの1時位置にグランプリ・ドゥ・モナコ・ヒストリックのロゴ、シースルーケースバック、限定ボックス付属
限定:世界限定1,000本、ケースバックに“LIMITED EDITION ONE OF 1000”の刻印とシリアルナンバー入り
このモデルは、直径39mmのクラシックなスクエア型だ。ダイヤルにはサテン仕上げとグレイン加工が施され、モダンな仕上がりになっている。針とマーカーにはローズゴールドのメッキを施し、パンチの効いたレッドでカラフルなアクセントを添えている。
ブラックケースはグレード2のチタン製で、DLCコーティングによりブラックカラーに。内部では、自動巻きキャリバーのホイヤー02が駆動している。この時計は100m防水で、サファイアディスプレイのケースバックを備えており、レースに合わせて今月発売される予定だ。
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