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紙芝居 子ども・文化・保育
紙芝居 子ども・文化・保育

著筆者
右手和子/堀尾青史/久保雅勇/
片岡輝/安部明子/
加藤繁美/ 堀田穣
子どもの文化研究所・編
1500円+税
A5判・200頁
ISBN978-4-8707-214-4

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心を育てる理論と実演・実作の指導
紙芝居を演じている人
これからチャレンジしたい人必須!


○実際の紙芝居画像を使い、演じ方を様々な観点から
  丁寧に指導。これであなたも達人に!
○オリジナル紙芝居を実作する場合の基本的な考え方。
  どのように物語を作っていくか。
○紙芝居の歴史・紙芝居が子どもの成長に与える
  影響とその理論的背景。


1.心を育む実演・実作の指導
・心に届く、紙芝居の演じ方・・右手和子
・紙芝居のドラマツルギー・・堀尾青史
・紙芝居の絵画・・久保雅勇

2.紙芝居理論
紙芝居の世界とこどもたち
・紙芝居の魅力と可能性・・片岡輝
・紙芝居が育てるもの
ー幼児教育・保育の中の紙芝居・・安部明子
・物語の力ー子どもの成長と物語・・加藤繁美
・紙芝居研究の課題ー文化史の支店から・・堀田穣

★紙芝居をめぐる先人たちの珠玉の言葉
佐藤春夫・山下俊郎・高橋五山・川崎大治・周郷博・乾孝
加太こうじ・稲庭桂子・坂本一房・塩崎源一郎・長崎源之助


ご感想が寄せられています。


今までも末吉さんの著書でいろいろ勉強し活用しております。大変有効でありがたい本です。
(山口県周南市 63歳 女)

石井光恵先生(日本女子大学・家政学部児童学科)
「・・・紙芝居を愛する人には、必携の書といえるかもしれない。
片岡輝の手際の良い紙芝居の歴史的整理から、子どもの発達と「物語の力」で紙芝居を論じる加藤繁美、保育現場での用い方を懇切に説く阿部明子、紙芝居の文化的考察から、「芸術理論の構築」や「動きの象徴性の理論」といった、紙芝居研究を刺激的に挑発する堀田穣まで、いずれも充実した論考といえるだろう。
 これからの若い研究者には、堀田の挑発を受けて立つ心意気が期待される。
 啓蒙的な意味合いも強いので、全体的に読みやすく、また読者への配慮がそこここに垣間見えて、それもうれしい。
 右手和子の実演指導では、曰く言いがたい微妙な紙芝居の「間」についても、その説明にチャレンジしている。よりよい実演を1人でも多くの人に可能にしていきたいという、右手の紙芝居への思いと、長年培った力量のすごさを思った。
・・・右手の実演に一歩でも近づきたいと念じながら、あとは実践あるのみだろう。
・・・」

『どんどこももんちゃん』の絵本作家とよたかずひこさんから、『紙芝居―子ども・文化・保育』への感想が届きました~!
「えっ?と冷や汗が出ました。作者であると言うゴーマンさがあったのか、三面開きの紙芝居の舞台、開け方の順序 無視しておりました。
最初に上部から開けるのか・・・。かよう、手探りで作品を創ってきて、そのとき、そのとき参考書を眺めている付け焼刃法。それがこの本で、一気に整理することができました。ありがとうございました」
とよた先生、ありがとうございました!
 





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