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Annette Betz Verlag |
アンネゲルト・フックスフーバー作
池田香代子 訳
26×24cm 28頁
ISBN978-4-87077-181-9
本体1,500円+税 |
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<総ルビ・小学低学年~> |
カーリンヒェンがすむ町に、ある日”火”が降ってきました。
火から逃れたカーリンヒェンは、いろんな人に出会い、助けを求めますが、誰も受け入れてくれません。「わかってもらえない」悲しみでいっぱいだったカーリンヒェンは、最後にあることに気づきます。
『人を本当に救うものは何?』
ボランティア・支援の本質を鋭く問い考えさせる本。 |
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池田香代子より(「世界がもし100人の村だったら」作者) |
世界には、難民とよばれる人々が2000万人、あるいは、2300万人いるといわれ、その半分くらいは、カーリンヒェンのような子どもです。もしも、そんな子があなたのいるところに逃げてきたら、どうしますか?世界には、食べるものもなく逃げまどっている子どもたちがいる、ということを、あなたはどううけとめますか?
そんな世界のことを、あなたもカーリンヒェンの身になって考えてみてください。 |
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アリー・ジャン(アフガニスタン難民)より |
これを読めば、ぼくがどんな体験をしたか、わかってもらえると思う。
もしも火が落ちてこなかった、カーリンヒェンは難民にならなくてすんだ。ぼくもそうだ。 カーリンヒェンは、いろんな人に助けを求めた。でも、受け入れてもらえなかった。こんなことになったら、死にたくなってしまう人もいるかもしれない。でも、カーリンヒェンは、違った。だから、おばかさんと出会えたのだ。 |
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