こどもたちの夢を育てる 一声社 |
楽しいバックナンバーも、お時間がありましたらぜひどうぞ。 このページの一番下に主な記事の見出しがありますので、 興味のあるものからお読みください。 |
2009.6.28 |
またしても猫に悩まされる の巻 パート3 知人からもらった大切なオクラの苗(しかもたくさん)が、全て消えてなくなった怪奇現象を覚えておいでだろうか? 覚えておいでって、一昨日まで書いてたやん! そのとおりです。 奥さんが真犯人を割り出しました。しかも、土の状態から! 「この土の状態から割り出せる答えは一つ! 犯人は、・・・・・・猫です」 そうか、猫がプランターの土を掘り返して苗をなぎ倒して土に埋めてしまい、猫のおしっこで止めを刺された、という訳ですね。 おしっこと聞いて、「それやったら、肥料でしょう」という御仁がおられるやもしれん。もし人間のおしっこと猫のおしっこがそないに成分が変わらんかったら、おしっこは除草剤である。農業をしたことない都会の方が、立小便としたときに言い訳として「肥料をやっている」とかおっしゃいますが、試しにお宅の大切な花にでもそのままかけてみなはれ。枯れること請け合いですな。 ああ〜悲惨、それにしても、悲惨だ。お金をかけて、わざわざ猫のトイレを作ってやったのだ。木搾液は役に立たんかった。使い方が間違うてるのかもしれんが、オクラ無きあとのプランターに時々かけてみても、あいかわらずトイレとして使用されている。 猫の仕打ちはそんなものじゃないが、今日はこの辺で。 |
2009.6.26 |
またしても猫に悩まされる の巻 パート2 家の中に入ってきた猫を追い払ってしまった私たち夫婦。予め断っておくが、怒鳴りつけたわけでもなく、ましてや棒か何かを持って追いかけたわけでもない。 まず、車がやられた。 次に、プランターがやられた。 そのとき、奥さんが口を開いた。 (乞うご期待) |
2009.6.24 |
またしても猫に悩まされる の巻 今年の3月9日から、大学時代の「某重大事件」(通称・猫事件)を3日連続でお伝えしました。 お隣とその向かいの家(親子)が飼っている猫3匹。 「なんか、ふてぶてしい猫やなぁ」と2人で言い合って掃除を再開したのだが、 |
2009.6.22 |
東京国際ブックフェアでお会いしましょう! 7月9日(木)〜12日(日)の東京・お台場・ビッグサイトで開かれる東京国際ブックフェアに出展します。 |
2009.6.21 |
見ず知らずの学生の家で寝ていたよ、ファイナルの追伸 *追伸1 これ、まかり間違うて、女の子の部屋やってみなはれ。犯罪者ですよ。 *追伸2 その日のうちにFを見つけ出し、こう言った。 その後の人生は、友人Fの予言したとおり、えらい目の連続であった。 またお会いしましょう。 |
2009.6.20 |
Fの家に別人が・・・ファイナル *19日に最終章を掲載するはずが、1日遅れてしまいました。お詫びします。 「ここはFの下宿でしょうか?」「いえ、違います。僕の部屋です」 えぇ〜えっ! ここはFの下宿ちゃうの! えらいこっちゃがな〜。 えらいことでは済みません。見ず知らずの人の部屋に寝ていたのです。 大丈夫や・・・。でも、ちょっと待てよ。どうやってここに来たんやろ? 「すみません。僕は、昨日、どうやってここに来ました?」 この時点で全てを悟りました。 久しく留まりたる試しなし、か。ああ、無常。世の中は常に動いておる。 「さっきから、何をごちゃごちゃと言っておられるんです?」 なんという温かさよ。地獄で仏とはこのことよ。無理やり押し入った僕を泊めてくれた上に、毛布までかけてくれて・・・。 慈母のように親切な学生A氏に深々と頭を下げ、その場を辞したヨネちゃん、大学3回生頃の話。 |
2009.6.18 |
Fの部屋にて・パート3 爽やかな日差しが私の顔を照らし、雀が「チュンチュン、朝やど、はよ起きんかい」とさえずっている。台所では、Fがまな板で何かを刻んでいる音。 次に目を覚ましたとき、毛布がかけてあるのに気づいた。Fの部屋には何度も泊まったが、どうも毛布に違和感がある。 アカン。頭ががんがんするし、気持ちも悪い。それでかなあ、何か、違和感がある。頭がどうかしたんやろか、これも夢の中かな? そう思って上半身を起こしたとき、声がした。 「えっ? アンタ誰? Fはどこに行った? もう出かけた?」 すると、その声の主は、再び口を開きました。 二日酔いの頭が急速に回転し始める。 「すみません、今日は何年の何月何日ですか?」 「すみませんが、ここはFの下宿でしょうか?」 えぇ〜えっ! ここはFの下宿ちゃうの! えらいこっちゃがな〜。 明日、最終回です。 |
2009.6.17 |
友人Fの下宿にて・パート2 お酒に弱いくせにコンパで深酒し、トイレ近くで眠っていた私。トイレのすぐそ ばの床はお世辞にも美しいとは言えなかったろうが、床を選んでいる場合ではな
い。いや、そもそも住んでいる寮の床から見れば、それほど汚いともいえない。 |
2009.6.16 |
Fのこと。 あれは、大学3回か4回のときですやろ。 コンパ大好きだった大学時代の私。飲めもせんのに、一昨日は大学生協の仲間と・昨日はクラスで・今日はクラブで・明日明後日その次は男子寮で、と毎日のように飲んでいたのです(勉強もせんと情けない)。 その日はFが一緒じゃなかったので、クラスではないでしょう、クラブか寮の二次会か、とにかく駅前の居酒屋でしこたま飲んでしまいました。 次回に続く! |
20096.10 |
7日の日曜日、埼玉県の学童保育集会というのがあり、本の販売手伝いに行ってきました。 「今日はNHKの収録が入ります」とのアナウンスに、「集会の模様をニュースで流すンやな」と勝手に解釈していたところ、ドラマの収録だったんです。 |
20096.9 |
ブログを更新してから、早1ヶ月以上・・・。 実は、5月の連休「上野の森親子フェスタ」の最終日に雨に打たれて、その後の天候不順も重なって体調を崩してしまいました。新刊『赤ちゃんと絵本であそぼう!』の作業も中々難航し、ブログのことに頭が回らなかったのです。ようやく出版でき、体調も落ち着きましたので、またまた性懲りもなくブログに挑んでおります。 ブログを休んでいる間に、忌野清志郎さんが亡くなってしまいました。 核などいらねえ。憲法9条はジョン・レノンの唄みたいで格好いいじゃないか。 |
2009.5.2 |
電車の中で、えらい目にパート2 目の前のお兄ちゃんが、紙袋をごそごそしながら、何かを出そうとしています。 そのうち、彼は細長い箱を取り出しました。 右手に持った出刃包丁を、お兄ちゃんはじっと眺めています。 もう、わたしは恐怖で一杯になっています。 「ここで僕がへたに騒いだら、まわりがみんなえらい目に遭う」 自分が飲み込む唾の音さえ、何か相手を刺激するような、大きな音に聞こえます。 それでも、少しずつ足を動かしているのです、少しでも離れようとして・・・。 すると、お兄ちゃんは、紙袋の中からはこの下の部分を取り出し、ドス(出刃包丁?)を収め、紙袋から蓋をとりだして蓋をし、紐を取りだしては箱に紐をかけ、次々に手際よく作業を淡々とこなし、ずベては紙袋の中へ。 しばし呆然と立っていた哀れなおっさんは、少し立ってから慌てて周りを見渡しました。 みんな、あのドスに気づかんかったん?なんで? 一人で恐怖を反芻し、じっとりと汗ばんだ手をハンカチで拭きながら、 料理人かもしれません。よう考えたらね。でも、電車内で包丁を抜くのはやめてくださいや〜。 あれ以来、幸いなことに二度と電車内でドスも包丁も見ていない。 |
2009.5.1 |
「なんか、色んな目に遭うてるんやね」 私は、車に2回はねられました。1回ならあるけど、2回もあるとなると、かなり少ないかも。 そうそう、通勤電車の中で、包丁(ドス?)を抜いた方の目の前に立っていたことがあります。 10年くらい前でしょうか。帰りの地下鉄の中(JR直通)。 私が電車に乗ってから、10分少し立ったくらいでしょうか、目の前の彼が持っていた紙袋をごそごそし始めたのです。 続く |
2009.4.30 |
回転寿司パート3 何も知らんと高い皿を食うところやったヨネやん。ありがたい友人の忠告に、 「そうや、ノド乾いたな」 友人は、トイレへ。 頼みの友人がいないので、またまたあたりを探すと、湯飲みを発見! ≪このボタンを押してください≫ 「なんや? このボタンを押せやと? どれどれ」 次の瞬間、僕はボタンを押していました。 「あちちちちちち! 熱い!」 「どうしました?」 服が濡れるのも構わず、その場でポットから右手に冷水をかけます。 「あつ〜!」 「まさか、そのボタンを指で押す人がいるとはおもってないのですからねぇ」 何もかも終わったその頃になって、友人がトイレから出てきました。 自分のバカさ加減が一番腹立たしい。 ≪このボタンを押してください≫という印刷された文字の下に、下手な字で、しかもメモ用紙か何かに書いた注意書きが、貼ってあったのです。 「まあ、わが身を犠牲にして、次なる被害者を未然に防いだのだ・・・」 回転寿司の話しこれにて終了とさせていただきます(完)
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2009.4.28 |
回転寿司パート2 オープンしたばかりの回転寿司にやってきた、見るからにお金を持ってなさそうな2人組。 「いらっしゃい!」 「おい! お客さんをテーブルにご案内せんかい!」 僕らのために若い衆は怒られてしまいました。こっちも、外にまだまだぎょうさん並んでる人に申し訳なくなって、赤面しつつ、小さくなって椅子に座ります。 「お前が余計なことを言うから・・・」 友人Bをたしなめつつ、 続く |
2009.4.27 |
目新しいモノや、人気のものにはあまり飛びつかないタチです。 先日、「久しぶりに旨い寿司でも食べたいなぁ」と連れ合いと話していたときに、 ふと「回転(くるくる)寿司の悲劇」を思い出しました。 あれは、やっぱり大学生の頃か、卒業して間なしの頃でしょう。 いにしえの 奈良の都の八重桜 今日ここのへ(九重)に 匂いぬるかな 「いっぺん、どんなもんか、行ってみよか」 今でこそネットで色々調べられるんでしょうし、その前の時代は、雑誌で調べることもようあったんでしょうが、それよりもう少し前。 「並んでるやん! やめよ」 続く |
2009.4.16 |
今年は、姪とごくごく親しい子どもとが2人とも無事志望校に入学しました。来年は、甥です。 真新しいランドセルを背負い、また大きくて不恰好な新品の制服に身を包み、進級した子ども達もどこか張り切って見える4月。 ご両親が不法滞在ということで、国外追放されたのですね。法務大臣の腹一つで、どうにかなるのに。 「大切にお預かりしていた。お返しする」 バレなければ、ぽっぽに入れておくのに、バレたら返したからもういい。 「ちょっと、君。カバンの中を見せたまえ」 自転車の三人乗りは、道交法違反です(した)。 男の方で、いまだかつて立小便をしたことない! という方、おられますか? 法律どおりやけど実態に合わへんから適用せん。法律が間違っているなら変える。 |
2009.4.12 |
「危うく、入学辞退に!!」第4幕 寝過ごした上に、入学金を持ってらず、「何もかも終わった」状態のヨネやん。 「アカン、もうアカン・・・」茫然自失・・・。 なんと、周りの大学職員やら教授やらに大声で、助けを求めてくれたのです。 「ほんま、すんません」 その職員さんの親切は、それだけに終わりません! 「よしっ! これで揃うた。後は、手続きや。もう、時間がないぞ。もっと、早う来たらええのに」 ほんまは、番号が釣り下がった机を順番に回って、色んな手続きを済ませてしまわなアカンのです。 その人たちが「おーい、みんなこっちに来てくれ!」 そら、心無い人が集まってたら、わたしが机の上に残らず出したお金を誤魔化す人もいるかもしれませんし、おつりを間違える人もいるかもしれません。 「みなさん、ほんま、すんません」 「よしっ!これで、全部終了や。無事、入学できたで!」 ほっとして、なんやら頭がくらくらします。 何から何まで。ほんまに、すんません。 こうして、無事大学に入学できたわたし。 問題は、そういう人様から受けた親切を、私が他の人にきちんと返せているか、ということです。 さて、その後、大学生協の中にあった公衆電話から母親に電話し、お金の不足と親切な人たちからの借金を報告。 こうして入学式の出席しなかったわたしのことを、よーく覚えていて、2年以上後にぼくに雷を落とした教授もおられましたが、その話はいずれまた。 (「危うく、入学辞退に!!」の巻 これにて、全巻の終わりでございます) |
2009.4.11 |
「危うく、入学辞退に!!」第3幕 男子寮に前泊したのはいいけれど、飲みすぎですっかり寝過ごし、あわや「入学辞退か?」という危機に直面したヨネやん。危機を救ってくれた恩人である先輩の自転車に乗せてもらい、「入学手続き」会場に滑り込んだのは、いいけれど・・・。 「あ〜、よかった! 間に合うたで」 「ちょっと、遅いね」 おもむろに出したのは、入学金免除の書類。 この時点で、顔は真っ青になっていたでしょう。 そんなん、大学構内のキャッシュコーナーでおろしたらええのに。 「アカン、もうアカン・・・」 果たして、この後どうなるのか? 次回のお楽しみ |
2009.4.10 |
「危うく、入学辞退に!!」第2幕 男子寮の臨泊室に泊めてもらい、入学式に臨もうとした大学入学前の私。 楽しい夢の世界を打ち破ったのは、またしても先輩だった。 ドドドドド、ガタッ、 「えらいこっちゃ! 先輩! すんません、何時ですか?」 脳の回路が猛烈に動き出します。おそらく、あまりの事態にショート寸前。 次の瞬間には、カバンを持って靴を履いています。 うちの男子寮は大学のすぐ近くなんですが、大学の正門まで行くのがちょっと大変。 先輩の自転車の荷台に乗り、まずは下り坂を一直線! 「先輩、何から何まで、ほんま、すんません!」 と、先輩に手を振りつつ、親切な、いや入学辞退を免れた恩人へのお思いは裁ちがたいけれども、足は鋭く回転し、入学手続き会場へと突き進むのであった。 「間に合うた!」 間に合ったというのは、実はとんでもない早合点。一難去ってまた一難。 |
2009.4.8 |
桜満開の入学式は、久しぶりちゃう? と連れ合いと話していたのです。 さて、今日は、その「入学」について。 大学の入学式こと。 高校を出たばかりのくりくり坊主が、入学式も済んでないのに1人で泊まりに来たのですから、それはそれは温かい歓迎を受けました。 (え〜、未成年はお酒を飲んだらアカンことになっているのですが・・・) 何せこの頃は、自分の酒の限界を知りませんから。「限界」を知らん、ちゅうのは、ほんまに恐ろしい。これは、部活動でも、車の運転でも、悪ふざけでも、同じやと思いますね。 どれだけなら飲める、これくらいの酔いやったら大丈夫、これ以上入れたらアカン、という体の限界・・・。 「なかなか、行けるやないか」 その内に、一人の先輩が、言います。 「ほな、明日、がんばりや」 先輩方が部屋を出て行き、臨泊室の布団(前にお話した、決して綺麗とはいえない布団を敷いて、 しかし、これはまだ嵐の前の静けさ、ほんの第一幕なのであった・・・。 |